勉強してみました。。
ポイント点火=コンタクトブレーカー。このポイント接点は点火時期を司るための部品だが、要はクランクシャフトの角度が点火タイミングに、それまで接触していたポイント接点が回転軸のカム山に載って開き、その瞬間に行き場を失った電気がイグニッションコイルを働かせてスパークプラグに火花を飛ばす仕組み。
ポイント接点が荒れているときには必ず原因があり、その原因を明確にして修理しない限り、新品ポイントに交換しても同じことを繰り返すだけになってしまう。接点荒れには大きく分けて2つの原因があり、ひとつはオイルなどによる汚れで、もうひとつはコンデンサ不良である。コンデンサには0.xxとか0.xxなどの記述があるが、この数値はエンジンによって異なり(数種類ある)使い分けられている。

要は、その他の関連部品と相性が良い容量数値になっているのだ。このコンデンサが不良になると、エンジン始動中のポイント接点に火花がバシバシ飛ぶようになる。正常なときでもチクチク程度に火花は飛ぶが、コンデンサ不良の際には火花の強さが様変わりするので目視判断は簡単。
コンデンサに限らず、電機部品は熱を持つとコンディションが変ることがあるので要注意。エンジン始動直後は何も起らないのに10分程度走ると不調になることがある。コンデンサが不良になるとそんな症状が出やすい。事実、冷間時は記述データ通りの測定値なのに、エンジン暖気後には数値が大きく変るケースもある。新品コンデンサでも±0.30程度の誤差はあるので、測定時にはそのあたりも理解しておきたい。昔はコンデンサ専用のテスターで測定したが、マルチテスターでコンデンサ測定モードが組み込まれている商品もあるので、テスター購入する際には、値段と見た目だけではなく「測定モードと表示単位」を確認してから購入したい。
イグニッションコイルの二次側へ結線されるポイントリード線の接続部がボディと導通していては、ポイントが「常時閉じ」と同じになりプラグから火花が飛ばない。このリード線を結線したらテスターで導通確認するのがベスト。
イグニッションコイルの二次側へ電気を送り込むことで着火するが、その送り込む電気を貯蔵しているのがコンデンサだ。コンデンサが不良になるとデータ通りの容量ではなくなる。
ポイント点火方式で「不調原因」になりやすいのがコンデンサ。コンデンサ本体には容量が明記されており、コンデンサテスターやマルチテスターの測定モードで接続すると容量を読み取れる。
コンデンサ不良になるとエンジン回転が不整になり、エンジン始動中のポイント接点に火花がバシバシ出る。エンジンが温まるとこの症状が出やすいが、ヒーターでコンデンサを温める事で事象再現可能。
これからも勉強あるのみ。。

*REVOLVER dino network 投稿 | 編集