タペット調整作業手順

①まず、シリンダー内のピストンを上死点の状態にします。エンジン温度は常温で。フライホイールを手動で回しクランキングするため、スパークプラグを外し抵抗を軽減します。クランキングしているとタイミングホールから「OT」マークが現れるのでそこで止めます。詳細は最上部の動画からご確認頂けます。

②ヘッドカバーを外す。
ヘッドカバーは3個ナットで取り付けてあります。まず裏側の前後にある10mmナット2つを外します。最後に13mmのヘッドナットを外します。

③シリンダーヘッドのスタッドボルトトルク確認。
規定トルクより緩んでいる場合は、バルブクリアランスを行なっても意味がありません。よて15mmのソケットで25Nm→35Nmの段階締めが基本です。増し締めならいきなり35Nmで。順序は動画にて。

④ インテイク側を0.10mm。

⑤ エグゾースト側は0.15mmに。

⑥ ④&⑤の調整
シクネスゲージには軽くオイル塗布。クリアランス判断はゲージが軽く引っかかる程度。ロッカーアーム手前のロックナットを緩め、奥の調整ナットを右回しで「狭く」、左回しで「空ける」といったクリアランスの調整を行います。決まったら調整ナットを固定し、ロックナットを20Nmで締め込みます。

あとは逆サイドも同様の工程で繰り返します。割愛しての記載ですので動画を参考にしていただけると助かります。それでは次回まで。。( ^∀^)v

*REVOLVER dino network 投稿 | 編集